ばんよしはるの想い

 みんなが信頼しあい、尊重しあい、協力しながらつくっていく、そんな街づくり、地域づくりに、私は少しでも力になりたい。 私が地方議会に希求するもの、それは「機能する議会です」 地方分権が推進され、規制改革が叫ばれて久しいですが、ハッキリしていることは、今のままの地方議会であるならば、規制改革なんて夢のまた夢になってしまうということです。 このままではハッキリ言って「機能」していないのです。
 真の地方分権とは国から都市への権限や税源の移譲であり、同時に「立法府」としての確立といえます。 まずは、議会の強化をすることが大切です。 また、立法府としての機能の強化も急務と言えます。 そして、議会制民主主義を担保すべく、政治活動環境の公的整備強化がどうしても必要です。
 政治にかかるコストをなんでも削減する一途では、議会制民主主義制度の政治システムの中、結果として市民益を損なうものであることもここでハッキリと申し上げます。 それでも「政治家は信用できない!」と仰せられる方も多くおられます。 それが、時代に適応できないものは政治家だけでなく、経済界でもスポーツ界でも例外なく淘汰されてゆくのは間違いないと思います。
 その淘汰をおこなうのは有権者であり、消費者である皆さん自身。
 皆さんご自身が、社会に与える自淨能力を信じるべき。
 これからも俺は、新しい価値観を発信していきたい。

みなさまへ

 政府は地方分権改革を推し進めてきましたが、その意図とするところは地方の「自立」と「責任」にあります。未来に向かって理想とビジョンを掲げ、住民と行政が協働して努力していく自治体だけが、地域間競争に勝ち残っていきます。
 何か問題があれば、全てその責任を国に転化する地方の体質は、私たちの足元から改めていかなくてはなりません。
 私は地域から日本を変えていくために、斑鳩から新しい風を巻き起こす所存であります。
 本来、将来を見据えた広大無辺な「夢」や「希望」を語ればよいのですが、私は経験を通じ、ひとつのことを成し遂げるためには常に将来展望を持ちつつ、身近な課題を一つひとつ解決していくことが、「夢」や「希望」を成就するための重要な課程であり、その過程の大切さを痛感してきました。
 私は、何に取り組み、どこまで実現できたか、などを検証していただくため、その状況を公表するとともに、私の取り組み責任を明らかにしてまいります。
 新しいものが生まれる時、必ず痛みが伴います。
 それを乗り越えるためには政治家の「勇気」と「決断」が不可欠です。
 私の不退転の決意の一端につき申し上げましたが、なにとぞ皆さんのご理解とご協力、そしてあたたかいご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。